こんにちは。朝・夕は冷えますが、日中はちょっぴり暖かい日が続いています(^^)
お元気ですか?
今日は本をご紹介します。
言語化の魔力 著:樺沢紫苑さん
昨年11月に出版された本です。
まだ読み始めたところですが、初めの部分からとってもいいです。
30年にも及ぶ精神科医としてのご経験とYouTubeでの悩み相談のご体験から書かれた悩み解消法。
これが非常に素晴らしかったのです。
私くらいの年齢になれば(50代後半)、周囲の方から悩みを相談されることもありますね。
この本を読んでいくと、私の解決提案はなんて雑で大雑把だったんだろうと反省させられる。
他人に対してもそんな大雑把な対応だったのだから、当然のことながら自分に対してはもっと雑に対応していましたし、つまりこれって自分に優しくなく力任せにやり過ごしていたんだなぁと思う訳です。
この本によると、4人に3人は悩みがあるとか。
そしてその悩みをなかなか解決できないという人が77.4%もあるそうです。
もし悩みをさっさと解決できたら、ストレスフリーな日常になるはず。
そして日々の悩みを解決し続ける自分になれたら、楽しく自信にあふれたポジティブ思考な毎日を送れるはずです。
本によれば、悩みとは困難で苦しい状況に直面して「どうしよう?」「どうしたらいいの?」と思い悩み、停滞・足踏みしている状態だそうです。
私にも経験ありますが、出口が見えないと思い込んでしまう状況。
これが悩んでいる状況なのです。
でも、困難な状況の最中であっても、少しでも前進できているなら、改善につながり悩みは軽くなっていくのです。
悩んでいる人には3つの特徴・共通点があるそうです。
1. ネガティブ感情
つらい、苦しいという感情に支配されてしまっている。
もう嫌だ、不安だ、心配だ、逃げ出したいなど、ストレスフルな状態です。
ここで重要なのは、トラブルや問題‡悩みではないこと!
悩みを解消するのに原因(トラブルや問題)を取り除く必要はないのです。
2. 対処法が分からない
どうしよう、どうしたらいいか分からないという言葉が出る時がこの状態。
どうしようもない閉塞感にとらわれてしまっています。
ここで対処法やTO DOが明確になれば、解決につながります。
対処法やTO DOが分かっていても何もしないのは、ただの怠慢なのでお間違え
なく。(笑)
3. 停滞・思考停止
どうしようもない、どうにもならないと言って立ち尽くしている状態。
不安から行動停止や思考停止になっています。
「頭が真っ白」という状態です。
これは不安により脳内物質のノルアドレナリンが過剰分泌されることが原因
で、人間なら誰でも起こるのだそうです。
性格や能力とは関係がないので、自責の念にかられる必要はありません。
逆に、少しでも一歩踏み出せれば次の行動につながるので、悩みは解決に向か
うのです。
以上からもお分かりかもしれませんが「原因を取り除く」ことを考えるのではないのです。
どうしても一気に悩みをなくそうとしがちですが、その思考自体が自身を前に進めることを邪魔しているのです。
根本的な原因を取り除く必要はないのです。
先ずは「今できること」を1つずつやっていくこと。
-10点を-9点にするだけで、なんとかなる!という感覚が得られるからです。
原因は保留にしたままで、できることをできる範囲で1つずつ片付ける。
これが悩み解消への方法なのだそうです。
その他「スルー力」や悩みの対処法を検索する「検索力」など、悩み解消の方法や考え方などの例が盛りだくさん!
悩みが少しでも軽くなればストレスも軽減。
明るく、元気で美しい状態に復活します。
美と健康はメンタルと密接なのは、私が改めて言うまでもありませんね(^^♪
幸せな時間を! またね。