こんにちは!
昭和娘 かとうみわ です。
今更ですが、ブレディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読みました。
イラストに加えて黄色という目を引く表紙。
評判になっていたのも知っていました。
でも、なかなか手に取ることがなかったのですが、、、
その機会が来てしまったのです。(笑)
役所で書類の発行の申請に行った際、その役所の図書コーナーで貸出しされていたのです。
(田舎のお役所あるあるなのかな?)
著者はブレディみかこさん。
ノンフィクション好きの方には有名な方ですよね。
面白かった。
とっても今、まさに、タイムリーなレイシストや貧困・ジェンダー等が複雑に絡み合った根深い問題を中学生の息子さんを通してクールに表現されています。
そして、この息子さんがとっても良い!
中学生とは思えない程の大人で落ち着いているのです。
私にも息子が一人居るので、息子が中学生の頃と私の関係を振り返ってしまいました。
差別って本当はいけないことって分かっているのに、きっと永遠に無くならない。
誰かが誰かにマウントしたがる。
人ってそんな生き物なんですよね。
最後、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」から「今はグリーン」になったところに、息子さんの強さ・しなやかさを感じます。
この母&息子の関係が羨ましくもある。
とっても素敵な本でした。
もしお時間があるなら、オススメです。
今日も素敵な一日でありますように。
ではまたね。